
岡部 美代治
PROFILE:ビューティサイエンティスト。(株)コーセーの研究所を経て、(株)アルビオンにて商品開発、マーケティング等を担当し、その後独立。現在は美容コンサルタントとして活動。美容情報を発信するサイト「ビューティサイエンスの庭」を運営。
http://www.kt.rim.or.jp/~miyoharu/
ー現在、男女共に20代、30代の若年層に薄毛の悩みを持つ人が増えています。その要因は何だと思われますか?
遺伝、生活習慣など色々と考えられますが、一番の要因は、やはりストレスだと思います。強いストレスは頭皮の毛細血管を収縮させて血流を悪くし、髪への栄養がいきわたることを阻害します。もちろん仕事やプライベートの悩みがもたらす心理的ストレスもあると思いますが、薄毛になること自体を過剰に気にして、結果的にストレスになってしまっている人も多いように感じますね。究極的な結論を言ってしまうと、「薄毛をファッションとして楽しむ」くらいの大らかな気持ちが、結果的に薄毛促進にストップをかけると思います。とはいえ、僕自身も薄毛にならないように気をつけているので、それがなかなか難しいことは百も承知なのですが(笑)。
ー実際に、岡部さんはどのような薄毛対策を実践されていますか?
現在のようにヘッドスパが注目されるようになる前から、頭皮の血行を促進する頭皮マッサージを欠かさず行っています。おすすめなのは、血流が良くなっている入浴中に行うことです。ゆっくりと頭皮を揉みほぐすことが、薄毛予防としての頭皮マッサージのコツだといえます。長年続けているお陰で、白髪も年齢からみれば少なくなく、染めてもいないんですよ。現在のヘッドスパブームで、頭皮ケアが重要視されるようになったことはとてもいいことだと思います。
ー薄毛対策として、どのような基準でヘアケア製品を選べば良いのでしょうか?
一番大切なのは、実際に自分で使ってみて気持ち良いものを選ぶことです。開発者の目線から言っても、現在、日本市場に流通するような製品で、粗悪なものはほぼ皆無に等しい。いずれの製品も使い方さえ守れば、期待値には満たないにしても何かしらの効果が実感できるはずです。効果実感を得るために大切なのは、義務と感じずに毎日楽しく使えるような“病みつきにさせる要素”があるということ。テクスチャーであったり香りであったり、自分の感性に響く製品を使うことが結果的に効果をもたらすものなん です。
ー実際にジョンマスターオーガニックのヘアケア製品を使われた感想を教えてください。
まず最初にお断りしておかなくてはいけないのですが、私は理系出身の元開発者ですから、決してオーガニック信仰者ではありません。今では優れた界面活性剤も開発されていますし、添加物の中には人間にとって有益なものも多々あると思っています。そんな考えを持つ私がジョンマスターオーガニックの製品に感じたのは、香りが素晴らしいということ。シャンプーやコンディショナーはスキンケア製品と違って入浴中に使用するものなので、蒸気でバスルーム全体に香りが広がるのは、とても気持ちが良いものだと思います。そして、いわゆるナチュラル系のヘアケア製品にありがちな軋む感じもなく、程よく泡立って使い心地もいい。正に先ほど言ったような、病みつきにさせる要素を備えたブランドだと感じました。あと、ヘアケア製品だけではなく、ヘアスタイリング剤が充実しているのも素晴らしいですよね。悩んでいないで薄毛をファッションとして楽しもう!くらいのポジティブな意気込みを感じますね。

ー今、薄毛対策としてオーガニックコスメを選択肢に考えている方にメッセージを御願いします。
オーガニックコスメの持つ素晴らしさは色々とあると思いますが、一般化粧品にないものとしては、製品を通じて“自分自身も自然の一部なんだ”と気付かせてくれることなのではないかと思います。美容は自分と向き合うことだけに陥りがちですが、オーガニックコスメは気づきをもたらし、視野を広げるきっかけを与えてくれますよね。それが結果的に、ストレスを緩和させ、肩肘の張っていないナチュラルなビューティーを導いてくれる。ストレスフルな現代を生きる人にとって、有効な選択肢だと思います 。